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カラオケ文化

 

酒場の余興

カラオケは、スナックなどの飲食業者の店舗や、ホテルの宴会場などに置かれることが多かった。カラオケは酒席の余興という格好だった。この時期の利用者は酒の飲める世代、つまり20代以上である。しかし、多くはより年齢層が上の層であった。その理由は、カラオケとして録音されている曲(カラオケ・ソース)の多くが演歌だったからである。

産業としての広がり

1980年代半ば、カラオケを専門的に提供する、カラオケボックスという事業形態が誕生。酒のついでにカラオケを楽しむのではなく、純粋にカラオケで歌うために赴く場所であり、それ以前の概念を根底から覆す画期的な業態だった。

カラオケボックス成功の一要因として

  • ある年代以上の日本人には「酒も入らない状態で人前で歌うこと」に対する拒絶反応が存在したが、それ以降の世代は(少なくとも気心の知れた仲間同士の前では)屈託なく歌って楽しむという意識が存在していたこと。
  • 通常の飲食店でカラオケを行う場合、知人以外の客もいる場所で歌うことになる場合が多い。しかしカラオケボックスの個室内は基本的に友人知人しかおらず、純粋に歌う楽しさを満喫できる。たとえ下手な歌だとしても、見知らぬ他人から揶揄される心配もない。

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